野球肩の救世主!!マエケン体操(ダンス)


2014年のペナントレースでセ・リーグ首位広島カープのエース、2013年WBC日本代表の前田健太投手が試合前やイニングの間などに行うストレッチで、知らない人からみれば、独特で面白く見る人によってはふざけて遊んでいる動きにも見えます。

このように、両手をグルグル回す マエケン体操は、前田健太 がPL時代に指導を受けていた荒木トレーナー(阪堺病院SCA)が考案した動きなんだそうで、肩や肩甲骨のあたりの血流を良くするだけでなく、ピッチャーが球を投げるときに必要な腕や肘の動きを、体に覚えこませるという意味があります。

前田健太投手はピッチャーですので肩周りの筋肉の柔軟性が重要になってきます。肩や肩甲骨が固いままでは投球に影響をあたえるのは必至です。そういったことから前田健太投手はウォーミングアップでマエケン体操を行なっています。マエケン体操の動きは肩甲骨まわりの柔軟性を高める効果が期待出来ます。前田健太投手はプロアスリートですので日頃から肩や肩甲骨の筋肉を鍛え、柔軟性を高める運動を行なっています。ですので、マエケン体操はアスリート用の柔軟だと考えてください。

運動経験のない人がマエケン体操を行うと、肩甲骨の柔軟どころか筋を痛めることにもなります。スピードと回数を落とせばアスリートでない方でもよい柔軟効果はあると思います。

また、同時に肩こりや首こりの解消、脳への血流アップなどの効果も見込めます。

当院に来院される患者さんにも肩胛骨の柔軟性、可動域についてはいつも口酸っぱく説明します。痛みをとるだけでは野球肩は完治しないからです。肩甲骨を動かす体操は他にいくつかありますが私の知っているものの中でも3本の指に入るくらい効果があります。キャッチボールや、試合前意外にも毎日の日課として行うことをお薦めします。

ですから背中の筋肉をつけたい、肩甲骨の動きを良くしたいという思いから、高校球児、大学野球部の選手たちがダンベルを使ったワンハンドローイングや、ベントオーバーローイングを行なっているという話を耳にします。ですがかえって肩甲骨を固定させてしまう動作なのでお薦めは出来ません。

■マエケン体操のやり方
マエケン体操のやり方は簡単です。難しくもありません。

1,足を肩幅に開き軽く体を前に曲げる。このとき背中を丸めないように。

2,肘を曲げて手のひらを上に向ける。

3,その状態で肘を後ろから肩の上を通って前にグルグル回します。10回~20回程度。

4,最後に両肘を左右に開いて胸筋を開き肩甲骨をキュッキュッキュッと閉めます。

 前田健太投手がマエケン体操を見ていて気がついたのですが、手が前を通るとき手のひらは体のほうを向いていました

マエケン体操を自分でやってみてわかったのですが、手のひらが体の方に向いているやり方のほうが肩甲骨の中心部の筋肉が伸びている感じます。

最初はゆっくりのペースではじめ、体がほぐれてきたらスピードアップをすると良いと思います。遠心力の力も借りて肩甲骨まわりの筋肉が伸びます。

肩甲骨まわりの筋肉は意識しないと普段の生活では動かすことはありません。マエケン体操などで肩甲骨の周りの筋肉を動かすようにしましょう。

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